耐久高校硬式野球部OB会はこのほど、元高校球児が甲子園をめざす「マスターズ甲子園」への挑戦を決めました。大会実行委員らの働きかけにより2018年、和歌山から初めて参加することに賛同したものです。OB会執行役員が中心にメンバーを集め、チームを結成する予定です。母校のユニホームを身にまとい、再び甲子園をめざします。

マスターズ甲子園は04年の第1回大会から、硬式野球部や監督、マネージャーなどを務めた人を対象に毎年開かれます。昨年は全国16支部で予選を行い、代表チームが出場しました。和歌山支部からは今回、耐久、箕島、桐蔭、向陽など12校が予選に参加します。

北部信之OB会長は、「チームの結成は、世代間交流や生きがいにも繋がり楽しみ。OBが一致団結し、甲子園を勝ち取りたい」と意欲的。

予選は3校によるリーグ戦からスタート。上位4チームでトーナメント戦を行い、優勝校が11月開催のマスターズ甲子園に出場します。開会式は5月19日、上富田スポーツセンター野球場で開かれ、耐久高校は翌20日、同球場で桐蔭高校と初戦を戦います。